包茎手術の治療の成功率は全体的に高いものの、施される手術の内容によって難易度が変わります。
例えば一般的な手術として多くのクリニックや病院で用いられている亀頭直下埋没法は失敗する可能性が低いうえに手術跡が目立たない方法で有名です。余っている包皮を切除し、それを亀頭のすぐ下に縫合する事で痕跡を目立たなくしています。ちなみに勃起しても縫合した皮が隠してくれるので問題ないです。
もう1つの方法である環状切開法は余っている包皮を切除するところまでは亀頭直下埋没法と同様ですが縫合する位置が亀頭から2cmから3cmほど離れた部位で縫合するため、「手術跡が目立つ」というデメリットがあります。けれども切らない方法よりも成功率は高いです。
そんな切らない手術は大まかに3つの方法が挙げられます。
1つは長茎術と呼ばれており、埋没したペニスを引っ張って固定する事で包茎をなくす方法です。もう1つは皮を剥いてそのまま皮をペニスの根元で固定し、その状態を維持する方法となります。そして最後の1つが亀頭にヒアルロン酸を注入して皮が被らないように大きくする方法です。これらは治療としては選択肢に含まれるものの、軽度の状態でしか通用しないほど効果は低いと言えます。